自宅のメインPCではWindows10を使っているのですが、Windows10 バージョン22H2のサポート期限が2025年10月14日に予定されています。
約2年後にはEOLになるので、メインPCのOSをアップデートする前にWindows11のサブPCを作ってOSの使い勝手を試してみることにしました。
また、自宅にあるPCパーツを活用してコストを抑えながら、Mini ITX規格の小型PCにしてみることにしました。
パーツ選びの方針
今回の小型PCを作るに当たって、方針を考えました。
主目的のWindows11をインストールできることの他に、趣味として、自分の手元にあったパーツを活かすことと、Mini ITXサイズで初めて作ってみることにしました。
- Windows11をインストール可能
- 自宅で保管していたGeforce RTX 2070を利用できるケースサイズ
- Mini ITXサイズのマザーボードを利用
- 予算10万円以内を目安にする
選んだパーツ
今回、選んだパーツは以下の通りです。
CPU
CPUは、Ryzen5 4500 Boxにしました。
パーツを選んでいた時期に9,980円という価格が話題になっていたためです。値段は安いですが、6コア12スレッドなのでサブPCとしての性能も十分と考えました。
また、TDPが65Wと最近のCPUでは比較的抑えめの消費電力で、付属のリテールクーラーでの冷却を想定しています。
現在は商品リンクがなくなってしまいましたが、ドスパラWebで購入しました。
マザーボード
マザーボードは、AMD Ryzen5 4500のAM4ソケットに合わせて、ASRock B550M-ITX/acにしました。Mini-ITXサイズにすると選択肢が少なくなり、B550チップセットの製品から予算にあわせて選びました。
Micro ATXサイズになると選択肢が増えるので、後になってからMicro ATXでも良かったかなと思いました。
メモリー
安心のドスパラセレクトのメモリーです。最安値の6,920円でした。
GPU
以前メインPCで使っていたASUS ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMINGを再利用しました。追加購入はしていません。
SSD
メインのストレージは、WD Black SN770にしました。Mini ITXサイズでケース内のスペースが限られるため、ストレージはシンプルにこのNVMe SSDの1つにしました。
パーツ選び時点では、SSDが安い時期で8,699円でした。
OS
OSはWindows11 Proです。自作PCなので将来的にパーツを組み替えたりすることも考えて、パッケージ版にしました。
PCケース
PCケースはCooler MasterのNR200Pにしました。大きめのグラフィックカードが入り、かつMini ITXサイズのケースなので全体としてはコンパクトになります。
Mini ITXサイズのケースは高額なものが多く迷っていましたが、ケースを選んでいた時期に偶然にもHard Offできれいな中古品を見つけたので購入しました。
電源
電源は、Cooler MasterのMPY-6501-SFHAGV-JPにしました。
Mini ITXサイズのNR200Pに合わせたSFXサイズであることと、ケーブルの取り回しを考えてフルモジュラー式を選びました。
SFXサイズの電源は高額になるので、ここでもMicro ATXサイズのマザーボードでもよかったかなと思いました。PCケース・電源と合わせて選択肢が多くなると、結果的に値段が安く抑えられると思います。
費用の合計
一通りのパーツを購入した合計金額は、95,329円になりました。
パーツごとの価格は時期によって変動するため、2023年10月に購入した場合の値段です。
CPU, メモリー, SSDが安い時期だった一方で、Mini-ITXサイズにしたマザーボード、電源、PCケースが高額になりました。