Mini ITXサイズの小型PCを作る #3 ベンチマーク

Mini ITXサイズの小型PCを作った備忘録の3回目です。
今回は組み立てたPCのベンチマーク結果をまとめます。

パーツ選び編、組み立て編はこちらです。

小型PCのスペック

ベンチマークをとる小型PCの主なスペックがこちらです。

項目 規格 製品
CPU AM4 AMD Ryzen5 4500, 6コア/12スレッド 65W
マザーボード B550チップセット ASRock B550M-ITX/ac
モリー DDR4-3200 D4D3200-16G2A2, 16GBx2
GPU PCIe 3.0接続 ASUS ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING
SSD NVMe PCIe Gen4 WD Black SN770 NVMe WDS100T3X0E-EC

ベンチマーク

Geekbench6

Geekbench6でCPU性能を測定しました。Single-core Scoreは1,608、Multi-core Scoreは6,663になりました。

GeekbenchのProcessor Benchmark Chartによると、Single-core ScoreはIntel Core i7 10700Fと同程度の結果でした。2023年時点の最新CPUには及びませんが、サブPCとしては十分な性能があるとわかりました。

https://browser.geekbench.com/processor-benchmarks

PCMark 10

PCMark 10を使ってコンピュータの総合性能を測定してみました。
結果として、自分が使っているメインPCに比べて、今回新しく作ったサブPCの方が約15%程度、性能が良いと分かりました。

メインPCは2017年に発売されたIntel Core i7 8700Kなので、約5年の間に低消費電力でパフォーマンスが良いCPUが低価格で手に入るようになっているのを実感しました。