UEFI設定を変更してM.2 SSDの速度を改善する

自作PCにM.2 SSDを増設しました。
増設直後は製品のスペックの半分程度のデータ転送速度しか出ていなかったのですが、UEFIの設定を見直したところ、製品の本来の転送速度になりました。

使っているM.2 SSD 

今回、増設したM.2 SSDは、Western Digital WD BlackのSN750 1TBです。
ヒートシンクなしのモデルもありますが、マザーボード付属のヒートシンクはすでに利用していたので、今回はヒートシンクありのモデルにしました。

シーケンシャルリード:3,470MB/s、シーケンシャルライト:3,000MB/sの製品です。

UEFIの設定変更とベンチマーク結果 

増設直後に、CrystalDiskMarkを使ってデータ転送速度のベンチマークを取りました。
製品の性能の半分程度の速度しか出ていなかったため、原因を調べました。

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マザーボードの仕様を再確認したところ、私が使っているROG STRIX Z370-F GAMINGには、UEFI上での設定によってM.2 SSDPCI Express接続をx2 modeからx4 modeへ切り替えられると分かりました。

設定変更後のベンチマークがこちらです。ほぼカタログスペック通りの速度が出るようになりました。

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