eGPUを使ってMacBookPro 13inchのグラフィックス処理性能を上げる

普段使っているMacBookPro 13inch 2017は、CPUに組み込まれたIntel Iris Plus Graphics 640でグラフィックス処理をするタイプです。

外付けディスプレイを追加したり、ビデオ通話が増えたことで、処理性能の不足を感じるようになりました。そこで、eGPUを使ってグラフィックス処理を強化してみることにしました。

eGPUとグラフィックスカード

eGPUは、Thunderbolt3ポートを使ってグラフィックスカードを外付けする機材です。
Appleの公式サイトでもBlackmagic社製の製品が販売されているのですが、コストパフォーマンスとグラフィックスカードの交換ができることを重視して、Razer Core X Chromaを選択しました。

https://www2.razer.com/jp-jp/gaming-systems/razer-core-x

グラフィックスカードは、AMD Radeon RX 580を選択しました。
2020年4月に発売されたMSIの製品を選択。

MSI Radeon RX 580 ARMOR 8G OC J グラフィックスボード VD7266

MSI Radeon RX 580 ARMOR 8G OC J グラフィックスボード VD7266

  • 発売日: 2020/04/17
  • メディア: Personal Computers
 

どちらもAppleのサポートページに記載されているので選びました。(NVIDIA製品を選びたいところなのですが、MacAMDのグラフィックスカードに最適されているので注意が必要です。)

https://support.apple.com/ja-jp/HT208544

使い始めた感想

良かったこと

  • グラフィックス性能は想定通りに向上。ビデオチャットも快適。
  • eGPUがUSB PD(100W)に対応していて、MBPにつなぐケーブルがThunderboltケーブルの1本になった
  • USBハブに外付けキーボード等の周辺機器もまとまった
  • グラフィックスカードがセミファンレスなので動作音も静か

今後の改善点

  • それなりに大きいので机のスペースが必要
  • Thunderbolt3ケーブルは仕様上、短めなのでMBPのすぐ横に置く必要がある
    (付属ケーブルは50~70cmくらい)

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改善点はありますが、問題なく動作していて快適になったので、満足しています。

MBPでグラフィックス性能が必要なアプリケーションを使いたい人にはおすすめです。