先日、Google Developer Day 2010(GDD)に参加してきました。
GDDは、今年で4回目になるエンジニア向けのイベント。
Googleが提供する最新のサービスや、開発された技術に関する講演などが行われます。
僕は、今年が初参加だったので、どのようなイベントなのか詳しく知らずに参加したのだけど、
Googlerから直接、最新技術について教えてもらう事ができるチャンスはなかなか無いので、貴重な経験だったと思います。
技術的に非常に勉強になったし、なによりも楽しい!
どんなイベントだったか、忘れないうちにメモしておきます。
参加するにはDevQuiz
今回のGDDから、参加する為にはDevQuizを解かなくてはならなくなり、WebやGoogleに関する基礎的な知識から、難しめのアルゴリズムの問題まで問われました。
基礎的なものやアルゴリズムの初級問題はともかく、上級問題ともなると、スマートな回答を提出できる人は限られたようです。
この問題の回答結果や、参加希望者のこれまでの開発コミュニティ貢献度などから一定の基準を満たした人に参加証が送られます。
DevQuiz詳細 https://www.google.co.jp/events/developerday/2010/tokyo/devquiz.html
基調講演
午前中は基調講演。
大きなテーマとしてChromeとHTML5、Android、Cloud Platformの3つについて講演されました。
ざっくりまとめると、
- Chrome, HTML5
- Android
- この一年でのAndroidの普及率
- Appの開発数
- Cloud Platform
- Google App Engine
- Google Web Toolkit
- 日本語入力
- 日本発のPJとしてのGoogle日本語入力
- オープンソース版Mozc Mac版公開
- Transration APIの公開
といった感じ。
個人的に注目したいのは、ChromeWebStoreでしょうか。
これが公開されると、Webアプリケーションのマーケティングやマネタイズの面で大きな変化がありそうです。
ブレイクアウトセッション/オフィスアワー/デベロッパーサンドボックス
午後からは、複数のホールに分かれて好きなセミナーを聞くスタイル。
ブレイクアウトセッションで、アジェンダにあるテーマの講演が行われ、
質問のある人は、その後のオフィスアワーで講演者と直接お話。
平行して協賛企業の展示(サンドボックス)も見学可能でした。
https://www.google.co.jp/events/developerday/2010/tokyo/agenda.html
LT
GDD終了後は、GTUG主催のLT大会。
Google Waveを執筆された@technohippy氏の執筆裏話が飛び入りで披露されるなどして盛り上がりました。
まとめ
イベント全体の技術的なスキルは高め。
でもSuper Hackerではない人でも理解できる内容。
ChromeWebStoreリリースまでに何かしら準備しておくと幸せになれそう。