KODAK PIXPRO C1を使ってストリートスナップを撮影する

KODAK PIXPRO C1を手に入れました。
久しぶりに購入したコンパクトデジタルカメラで、ストリートスナップを撮影してきました。

KODAK PIXPRO C1

KODAK PIXPRO C1は、2025年6月に発売されたコンデジです。
Classic Seriesに属する製品で、ノスタルジックなデザインが特徴です。

kodakpixpro.com

箱から取り出してみると、その軽さと小ささに驚きました。
普段ミラーレス一眼カメラを使用しているため、コンデジのコンパクトさを改めて実感しました。

KODAK PIXPRO C1外箱
KODAK PIXPRO C1本体

主な仕様

公式サイトに記載されている仕様から、主な内容を抜粋しました。
1300万画素のCMOSセンサーと、35mmフィルム換算で26mm, F2.0の単焦点レンズを搭載しているので、日常のスナップ撮影には十分な性能がありそうです。

  • 有効画素数:1300万画素 1/3型CMOSセンサー
  • 焦点距離:35mmフィルム換算26mm
  • 開放F値:F2.0
  • ISO感度:100〜1600
  • シャッタースピード:1/10000~2秒
  • 液晶モニター:2.8インチ 23万画素
  • サイズ(幅×高さ×奥行き):約103.0×60.0×20.3mm
  • 重量:約115g(バッテリー含む)
  • 記録メディア:micro SDHCカード(32GBまで対応)
  • 入出力端子:USB Type-C(USB 2.0)

記録メディアには、micro SDHCカードを使用しますが、対応する容量は32GBまでです。
最近はSDHCカードを使う機会がなく、手元に適したものがなかったためドン・キホーテで購入しました。

micro SDHCカード 32GB

作例

KODAK PIXPRO C1で撮影したストリートスナップの作例を掲載します。
標準モードでホワイトバランスはオート設定、ブログ掲載用にリサイズしています。

8月上旬の18時頃に撮影した夕方の街並みです。
まだ夕焼けには早い時間帯で空は青みがかっていましたが、写真は少し黄色みがかった印象です。
この独特の色合いは、KODAK PIXPRO C1の特徴かもしれません。

KODAK PIXPRO C1で撮影1
KODAK PIXPRO C1で撮影2

操作感

実際に使ってみると、シンプルな操作感で特に難しいことはありませんでした。

測光方式は平均測光、スポット測光、中央部重点測光から選択可能ですが、デフォルトは平均測光です。
電源をオンオフすると平均測光にリセットされる仕様で、これが少し不便に感じました。
他の設定値は電源オフ後も保持されるため、測光方式だけがリセットされる点が気になりました。

液晶モニターは2.8インチと小さめですが、撮影時のライブビューには十分です。
ただし、撮影後の写真確認には解像度が低く、ピンぼけや色合いをチェックするのは難しい印象です。
撮影後はスマホなどに画像を転送して確認する方が良さそうです。

感想

普段ミラーレス一眼カメラを使用しているため、久しぶりにコンデジで撮影する楽しさを感じました。
小型軽量でポケットに入れて持ち運べるため、気軽にスナップ撮影ができます。

KODAK PIXPRO C1の標準モードで撮影した写真は、黄色みがかった色味が特徴的で、フィルムカメラ時代のKODAKフィルムを使ったような印象を受けました。
フィルム風のシミュレーションは使用していませんが、この色味はこのカメラの魅力の一つだと感じます。